ヤギの旅、そして人生

39歳無職が旅と人生のモロモロについて書いてます。NZ人と国際同棲中。

ハウツー本にふりまわされないために

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最近子どもが欲しいと思うことがよくある。

だから本屋さんに行っても、ついつい「妊娠・子育てコーナー」に立ち寄ってしまう。

 

今日も近所の本屋に行ってきた。

子供の頃からあの本屋独特の匂いと静けさが好きだった。

面白そうな本を探す喜びもある。

図書館も空間自体は好きだけど、古本の匂いと質感がちょっと苦手だ。

 

本屋の妊娠・子育て本コーナーに立ち寄って唖然とした。

ハウツー本のなんと多いことか。

妊娠中に食べるものとか女の子の育て方とか、挙げ句の果てには「子育てをしない子育て」みたいな本まで。

 

確かに妊娠・出産って初めてのことだから不安になるのは当然のことと思う。

スタンダードを知りたいし、正しい方法があるなら教えて欲しいと思うだろう。

そんなものはないのだけれど。

昔は母親や祖母、近所の女性たちに教えてもらっていたのかもしれない。

それもハウツーなのだけれど、巷のハウツー本と圧倒的に違うことがある。

 

それは妊娠・出産・育児の先輩女性たちが、対象となる女性や赤ちゃんを目の前で見ていること。その上で「こういう時はこうしたらいい」とかアドバイスをくれるのだから、一般論として書かれたハウツー本とは天と地ほどの差がある。

たまに出しゃばりバアさんが「私が子育てした時はこんなことしなかった」とか言ったりするらしいけど、そういうのは無視。自分の経験を押し売りしたいだけだから。

 

何に置いてもそうだけど、「経験の押し売り」をされることほどイヤなことはない。

そういう人とは静かに距離を置くようにしてるけど、

意外とたくさんいるんだよなー。

要領の悪い仕事方法とかを押し付けてくる上司とか。

 

話を元に戻すが、別にハウツー本を否定している訳ではない。

それを読んで楽な気持ちで子育てできるのであればとてもハッピーなことだとも思う。

 

でも女性の体も一人一人違って、赤ちゃんも一人一人違うのに、どこかの誰かが考えたハウツーに習うってどうなんだろう?

元医療従事者としては、一つの生命の始まりにはもっと対象と向き合って欲しいなーと思う。

 

例えば一般的な妊娠の経過を知った上で自分の体の声を聞く。

何を食べたいのか、食べたくないのか、寝たいのか、活動したいのか。

自分の子どもをよく観察して、耳を傾けて子供に向き合う。

そういったことこそ子育ての醍醐味なのではないだろうか。

(と想像する)

 

そのためには、常日頃から気づきのアンテナを張って、自分で考えることが大切。

気づきのアンテナは日常のストレスで鈍ってしまいやすいので

鈍った時にはひとり旅がオススメです。五感が研ぎ澄まされるので。

 

妊娠出産から仕事、恋愛、生き方、人生の終え方までさまざまなハウツー本があったけど、自分に合わないハウツーはストレス溜まるだけ。

こうあるべき、こうするべき、というハウツーから解き放たれて

みんな自由に生きられる社会になればいいのに。